フィギュアスケートの世界一を決める世界フィギュアスケート選手権2016はアメリカのボストンで開催されます。
日本代表の選考条件と発表のタイミングをまとめました。
選考条件を満たす選手・有力候補の選手も掲載したのでぜひ参考にしてください。
世界選手権に出場できる日本人選手の人数は「出場枠」として前年の結果により決められています。
>>世界フィギュアスケート選手権2016 日本代表の出場枠の数 3枠は?
・女子シングル 3枠
・男子シングル 2枠
・アイスダンス・ペア 1枠
世界選手権の出場には各国の代表に選ばれるだけでなく、ミニマムスコアという最低限の得点を達成している必要があります。
日本代表に選ばれてもこのミニマムスコアを達成していない場合は国際大会に出場してミニマムスコアを超える得点を獲得する必要があります。
ミニマムスコア(ミニマムポイント)以上のスコアを持っていることが世界選手権出場条件の必須項目なのです。
世界フィギュアスケート選手権2016 日本代表選考条件 発表はいつ?
日本の代表となる選手が発表されるのは全日本選手権終了後。
昨年は町田樹選手がこの場で引退を宣言、代表枠を無良崇人選手に譲りました。
ここまで例年テレビで生放送されますがこのサイトでも速報をお届けしたいと思います。
↓選考結果はまずはこちらに掲載します↓
>>世界フィギュアスケート選手権2016 日本代表の出場選手 選考の結果は?
世界フィギュアスケート選手権2016 日本代表選考条件 男子シングル
羽生結弦選手と宇野昌磨選手の世界選手権派遣が発表されました。
まずは男子シングルから選考条件とその条件に該当しそうな選手をまとめておきます。
男子シングルの世界選手権2016の出場枠は2枠。
1人目 全日本選手権優勝者
2人目 条件を満たすものから総合的に判断
A) 全日本選手権2位、3位の選手
B) グランプリ・ファイナル出場者
C) 全日本選手権終了時点でのISUワールドスタンディングの日本人上位3名
D) 全日本選手権終了時点でのISUシーズンベストスコアの日本人上位3名
1人目はわかりやすく、全日本選手権で優勝した選手となります。
2人目の選考が難しいですね。
Aの条件は全日本選手権の表彰台獲得なので後日掲載するとしてBの条件に該当するのはこの3選手。
・羽生結弦 選手
・宇野昌磨 選手
・村上大介 選手
CのISUワールド・スタンディングとはいわゆる世界ランキング。
日本人上位3名に入っている(2015/12/12現在)、または入る可能性がある選手はこの4選手。
※2015/12/12現在
1位 羽生結弦 4465ポイント +GPFポイント
7位 無良崇人 3051ポイント
9位 宇野昌磨 2764ポイント +GPFポイント
16位 村上大介 2486ポイント +GPFポイント
グランプリファイナルに出場している宇野昌磨選手、村上大介選手の結果次第で2~4位は変動します。
DのISUシーズンベストスコアの日本人上位3名、まずは12/12時点のスコアです。
※2015/12/12現在
1位 羽生結弦 322.40点
7位 宇野昌磨 257.43点
8位 村上大介 252.25点
16位 無良崇人 242.21点
ということで現段階で世界選手権の日本代表に選考される可能性があるのは選考条件B~Dを満たしたこの4選手。
・羽生結弦 選手 3項目
・宇野昌磨 選手 最大3項目
・村上大介 選手 最大3項目
・無良崇人 選手 最大1項目
全日本選手権の結果に関わらず羽生選手のボストンワールド出場はほぼ確定と言えそうですね。
宇野昌磨選手と村上大介選手、無良崇人選手の選考は前二名が有利ですが全日本選手権の結果次第となりそうです。
小塚崇彦選手らここに入っていない選手が世界選手権に出場するには優勝が必要になりそうです。
ボストンワールド2016ではいい結果を残して3枠獲得できますように。
世界フィギュアスケート選手権2016 日本代表選考条件 女子シングル
宮原知子選手、浅田真央選手、本郷理華選手の世界選手権派遣が発表されました。
続いて女子シングルの選考条件と有力選手です。
男子シングルの世界選手権2016の出場枠は最大の3枠。
1人目 全日本選手権の優勝者
2人目 条件を満たすものから総合的に判断
A) 全日本選手権2位、3位の選手
B) 全日本選手権優勝の選手を除くグランプリファイナル出場者日本人上位2名
3人目 2人目の選考に漏れた選手から条件を満たすものから総合的に判断
C) 全日本選手権2位~6位の選手で全日本選手権優勝の選手を除くグランプリファイナル日本人上位2名
D) 全日本選手権終了時点でのISUワールドスタンディングの日本人上位3名
E) 全日本選手権終了時点でのISUシーズンベストスコアの日本人上位3名
1人目は男子同様全日本選手権で優勝した選手となり、今シーズンの結果に関わらず全ての選手に可能性があります。
他に選考の条件になるのが5つの条件。
AとCの一つは全日本選手権の結果次第なのでそのほかの項目に該当する世界選手権出場有力候補の選手を紹介します。
BとCのグランプリファイナル出場者日本人上位2名はGPS出場選手が2名のため浅田真央選手、宮原知子選手になります。
・浅田真央 選手
・宮原知子 選手
Dは世界ランキングの上位3名。
※2015/12/12現在
2位 宮原知子 3931ポイント +GPFポイント
7位 本郷理華 3088ポイント
9位 村上佳菜子 2836ポイント
14位 浅田真央 2404ポイント +GPFポイント
グランプリファイナルの結果が加算されると浅田真央選手は日本人選手3位以内に入ることになります。
Eの条件が今シーズンの最もいい得点(シーズンベスト)上位3選手です。
※2015/12/12現在
1 5位 宮原知子 203.11
2 9位 浅田真央 197.48
3 10位 本郷理華 195.76
ということで今選考条件を満たしている・可能性があるのは
・浅田真央 選手 3項目
・宮原知子 選手 3項目
・本郷理華 選手 2項目
浅田真央選手と宮原知子選手が2番目・3番目の条件では有利なので全日本選手権で表彰台以上ならほぼ確定となりそうです。
本郷理華選手がこの2選手と一緒に表彰台なら確定となりそうですがとにかく全日本選手権次第です!
出場権を獲得するのはどの選手になるでしょうか。
世界フィギュアスケート選手権2016 日本代表選考条件 ペア・アイスダンス
ペアとアイスダンスの選考条件は「国際的な競技力を考慮して選考する」だけです。
最低条件として全日本選手権への参加は必須となっています。