次の冬季オリンピックは韓国で開催される平昌オリンピック2018、もちろんフィギュアスケートも開催される予定です。
フィギュアスケートでオリンピックに出場するには各国の選考会で代表に選ばれる必要があります。
出場できる人数は国ごとに出場枠として割り振られ、これは前シーズンの世界選手権の結果で決まります。
最大の代表枠は3枠!この出場枠をかけた戦いの舞台はヘルシンキワールド2017です。
フィギュアスケート平昌オリンピック2018(韓国)の出場枠の決め方 3枠の条件
フィギュアスケートの各国の代表の出場できる人数=出場枠の決め方は基本的には世界選手権の出場枠の決め方と同じです。
しかし各国最低1枠の出場枠がある世界選手権と違い、オリンピックでは定員の人数が設定されているため世界選手権以外にも予選が開催されます。
ソチオリンピックでは男女シングルの出場人数は30人、24人分の出場枠が世界選手権2013で決まり残り6枠が最終予選であるネーベルホルン杯で決まりました。
ペアは20組のうち16枠を、アイスダンスは24組のうち19枠を世界フィギュアで争います。
このソチオリンピックでの出場枠の予選と同じように世界選手権+予選で平昌オリンピック2018も争われると思われます。
世界フィギュア2017はフィンランドのヘルシンキで2017年3月に開催される予定です。
代表の出場枠 最大3枠の条件
3枠獲得するには世界選手権で上位に入るしかありません。
順位がポイントに置き換えられ、ポイントが少ない国に3枠、2枠が与えられます。
残った枠を2枠以上獲得できなかった国に順位順に男女シングルなら24枠になるまで割り振ります。
出場人数(組) | 3枠になる条件 | 2枠になる条件 |
---|---|---|
1 | 2ポイント(2位)以下 | 10ポイント(10位)以下 |
2 | 合計が13ポイント以下 | 合計が28ポイント以下 |
3 | 成績上位の2人(組)に対して2人(組)の時の計算方法を適用 | 成績上位の2人(組)に対して2人(組)の時の計算方法を適用 |
ヘルシンキで開催される世界選手権2017の出場枠が3だとすると上位2人(2組)の選手が合計13位までに入る=1位と12位で13ポイント、6位と7位で13ポイントなどで3枠の獲得が可能です。
多くの選手が出場したいオリンピック、ぜひ最大の3枠を獲得してもらって多くの選手の雄姿を見せてほしいものです。
オリンピックの出場枠を決める世界フィギュア2017の出場枠は2016年3月にボストンで開催される世界選手権2016で決まります。