札幌で開催されるフィギュアスケートのグランプリシリーズ最終戦、NHK杯2016の男子の出場選手の自己ベストスコアとシーズンベストの得点、優勝候補・注目選手を紹介します。
ISUのGPシリーズの日本大会は毎年NHK杯として開催されており日本のエース・羽生結弦選手がエントリーしている注目の試合です。
この試合の結果でグランプリファイナルの出場選手が決まります。
日本の出場選手は羽生結弦選手・田中刑事選手・日野龍樹選手の3人。山本草太選手の欠場により日野龍樹選手がアサイン。
※直前に欠場があったため男子の出場選手の人数は11人になりました。
フィギュアスケートNHK杯2016 男子の注目選手【グランプリシリーズ日本大会】
国際スケート連盟公認グランプリシリーズ2016/2017
2016NHK杯国際フィギュアスケート競技大会
ISU Grand Prix of Figure Skating 2016/2017, NHK Trophy
日程:2016年11月25日(金)~2016年11月27日(日)
開催地:北海道札幌市 真駒内セキスイハイムアリーナ
フィギュアスケートグランプリシリーズNHK杯2016 日程と時間【日本大会】
出場選手と1試合目のスコアと自己ベスト・シーズンベストです。
GPS1試合目の得点が高い順に掲載しています。
選手 | 国 | 1試合目 | PB | SB |
---|---|---|---|---|
ジェイソン・ブラウン | アメリカ | 268.38 | 268.38 | 268.38 |
ネイサン・チェン | アメリカ | 264.80 | 264.80 | 264.80 |
羽生結弦 | 日本 | 263.06 | 330.43 | 263.06 |
オレクシイ・ビチェンコ | イスラエル | 255.52 | 255.52 | 255.52 |
ミハイル・コリヤダ | ロシア | 245.30 | 267.97 | 245.30 |
ナム・グエン | カナダ | 239.26 | 242.59 | 239.26 |
エラッジ・バルデ | カナダ | 225.45 | 242.36 | 225.45 |
田中刑事 | 日本 | 224.91 | 234.90 | 224.91 |
グラント・ホッホスタイン | アメリカ | 204.69 | 237.25 | 217.25 |
デニス・ヴァシリエフス | ラトビア | 203.77 | 224.54 | 203.77 |
イタリア | 185.81 | 236.36 | 191.81 | |
日野龍樹 | 日本 | – | 203.42 | 181.25 |
優勝候補はやはりソチオリンピック金メダリストでグランプリファイナルを3連覇している羽生結弦選手。
1試合目はジャンプでミスがあり2位でしたが昨年は1試合目は259.54点と今年と同じようにジャンプでミスがあったもののNHK杯では世界最高記録を更新する322.40点を出し優勝しており初戦の結果からは調子が読めません。
自己ベストでは羽生選手が大差で1位ですが今シーズン羽生結弦選手を上回る得点を出しているのはアメリカのジェイソン・ブラウンと選手ネイサン・チェン選手。
ブラウン選手は今季は最初から4回転ジャンプを取り入れており自己ベストを更新。
ネイサン・チェン選手は今季4回転ジャンプを4種5本という難易度の高い構成のフリーのプログラムを用意しておりまだパーフェクトな演技は出来ていませんがジャンプがはまれば高得点は確実で優勝の可能性も。
イスラエルのオレクシイ・ビチェンコ選手は今季のロステレコム杯で3位に入っており2位以上でファイナル確定と上記3人同様に出場権がかかっています。
日本代表の田中刑事選手はロステレコム杯のFSでは全体の5位の得点を出しており飛躍が楽しみなシーズンです。
日野龍樹選手はグランプリシリーズデビュー戦が母国開催のNHK杯に。元全日本ジュニアチャンピオンがついにシニアのGPSに登場します。