フィギュアスケート ショートプログラムのジャンプのルール Invalid elementとは

フィギュアスケートの男女シングルのジャンプのルールはご存知ですか?

今日はショートプログラムのジャンプのルールについて解説します。

2015年のスケートカナダで男子シングル・女子シングルともにInvalid elementで一部のジャンプの得点が0点になる選手が続出しました。

シーズン序盤で調子が上がっていない選手も多い時期ですが、どうして点数がこんなに低いの?Invalid elementって?という方も多いようですので説明を載せておきます。

観戦の参考にしてください。

フィギュアスケート ショートプログラムのジャンプのルール

ショートプログラムは7つの要素で構成され、そのうちの3つがジャンプの要素になります。

順番は問わず、後半にジャンプを飛ぶと基礎点が1.1倍になります。

男子シングル
1:アクセルジャンプ:2回転、または3回転
2:ステップからのジャンプ:3回転、または4回転
3:コンビネーションジャンプ:2回転+3回転、3回転+3回転、4回転+2回転、または4回転+3回転

女子シングル
1:アクセルジャンプ: 2回転、または3回転
2:ステップからのジャンプ: 3回転
3:コンビネーションジャンプ: 2回転+3回転、3回転+3回転

※1・2・3の別々の要素で回転数が同じ同じ種類のジャンプを飛ぶことはできない

男女共に2Aまたは3Aを入れる必要があります。

そしてステップからの単独ジャンプは男子シングルは4回転または3回転、そして女子シングルは3回転ジャンプを飛ばなければなりません。

コンビネーションジャンプは男女共に2-3、3-3、男子は4-2、4-3も飛ぶことができます。

そしてさらにアクセルジャンプ・単独ジャンプ・コンビネーションジャンプの3つの要素で同じジャンプを飛ぶことはできません。

つまりコンビネーションジャンプ内では3T-3Tなど同じジャンプを飛べますが、3A、3T-2T、3Tといった構成にはできないのです。

ちなみに2015年-2016年シーズンだと日本人選手では羽生結弦選手が3A、4T、3Lz+3Tという構成、

村上佳菜子選手は3F、3T+3T、2Aという構成にしています。

フィギュアスケート ショートプログラムのジャンプのルール Invalid elementとは

このルールを満たさないジャンプはInvalid elementとしてプロトコルに*が付いてジャンプが0点になってしまいます。

例えばアクセルジャンプが1Aになってしまったスケカナ2015の村上佳菜子選手。

アクセルジャンプはダブルアクセルかトリプルアクセルを飛ぶ必要があるので1Aでは要件を満たさず0点になります。

スケートカナダ2015のSPでは羽生選手のジャンプが
・3A
・4T→2T
・3Lz+3T→3Lz+2T
になってしまいました。

1:アクセルジャンプ:2回転、または3回転=3A これはOK。

2:ステップからのジャンプ:3回転、または4回転=4T→2T 0点
これは3回転、または4回転という条件を満たさず2T*=Invalid element=0点になります。

3:コンビネーションジャンプ: 2回転+3回転、3回転+3回転=3Lz+3T→3Lz+2T

これはコンビネーションジャンプの条件は満たしています。

しかし2番目の4Tが2Tになってしまっため、2Tを2回飛んでいることに成り別の要素で同じジャンプを飛んではいけないというルールに反するのです。

3Lz*+2T*=Invalid elementということでコンビネーションジャンプの基礎点とGOEが0になるので技術点を大きく下げることになりました。

2016-2017シーズンからはコンビネーションジャンプの片方のジャンプが無効になってももう片方のジャンプの得点は加算されるよう変更されています。

今度はフリースケーティングのジャンプの解説をいつか・・・

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